「狩野永琳展」休館特別公開③

ステイホーム!が合言葉になりました。岩国でも静かな毎日を過ごしていますが、さすがにお散歩したくなった方たちでしょうか、横山の牡丹の花を観に来られていました。マスクをして間隔をとり、少しは心が癒されますね、もうしばらく一緒に頑張りましょう。

牡丹園は満開

さて、休館中の特別公開、第3回目を始めます

先ずは、「鯉」です。2匹の真鯉が力強く泳いでいます。暖かくなった春、水に桜の花びらが浮かんでいます。端午の節句には大空を勇壮に泳ぐ鯉も真鯉ですが、ここでも気持ちよさそうに泳いでいます。

次は「呂々羅」。このタイトルの意味はよくわからないのですが、尺八を吹いています。
尺八は中国の唐代に呂才(600~665)が考案したといわれ、日本では虚無僧が尺八を吹きながら托鉢をする姿がよく知られるところです。
「呂々羅」は禅僧の修行する姿を現しているのかもしれません。

呂々羅

もう一区切りご案内します

「旭日」というタイトルの絵です。朝日が昇る大海に、光を受ける波しぶきの様子は、明るい未来を予想させるかのようにも見えます。コロナウイルスが猛威をふるうのも、もう少しの我慢と踏ん張りで切り抜けられたらと思います。

「旭日」

最後は「川蝉」です。川蝉は水辺に姿を見せる雀ほどの小さな鳥ですが、その青い色の美しさに惹かれます。翡翠鳥とも表現しますが、この川蝉の青色は色素によるものではないそうです。羽毛にある微細構造は、光りの加減で青く見えるそうで、これを構造色と呼ぶのでそうです。色というものは、本当に不思議なものだと思います。

川蝉

今回は4点の作品をご覧いただきました。いかがでしたでしょうか、また次回をお楽しみに。

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