「美の壺」の崔在晧(チェ・ジェホ)

崔在皓の月壺

人気番組「美の壺」は、芸術の秋の夜にはぴったりです。昨夜の「美の壺」をご覧になった白磁のファンが、本当に多かったようです。日本の白磁作家と韓国から来た白磁作家の共演を楽しみました。

テレビに写し出された工房でろくろに向かう陶芸家・チェ・ジェホの姿は、まぎれもなく李朝作家であり、その作陶の様子は、故郷で目に焼き付けてきた満月壺を目指す気迫に溢れていました。

日本に窯を築き、日本の粘土に故郷の土を混ぜて独自の土をこねるこだわりが、チェ・ジェホの李朝の世界を生みだしています。

白磁の酒器

焼きあがったチェ・ジェホの白い土色は、有田の白にはない白です。

チェ・ジェホは言います。「白い色には何百もの白がある」と。

その白を形で表現しているのかもしれません。

壺の下半分と上半分を別々に作り、2つを重ね合わせて満月壺に焼き上げてゆく。

重ね合わせることでろくろの回転が逆になり、そこに微妙な歪みが生じることを計算に入れて・・

見事に焼き上がった壺の表情がおもしろい・・

次の五橋文庫での展示が楽しみです。

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