酒井酒造美術館・五橋文庫

五橋文庫は、書画・篆刻・陶磁器・文房四宝などの所蔵品を、テーマを絞りながら年間4回の展示をしています。そのテーマの中には、岩国市の歴史と文化に関連する内容も多くあります。

そして、明治4年に創業した酒井酒造㈱の5代目が開館した五橋文庫は、当然ですが酒文化にも注目しています。

日本では古代より神に捧げる御酒があり、神事のあとに行われる直会(なおらい)では、神の力を感じその恵みを受ける事できます。また、祝いの時、別れを惜しむ時、そして季節の行事を楽しむ時もお酒が人と人をつなぎます。人間社会で文化が生まれ育つことに関しても、お酒の役目は大きいように思います。

発酵の力で糖がアルコールになっていく仕組みは科学(化学)だと、私たち現代人は自信をもって言えますが、古代、まだ何もわからない時代において、すでにお酒は生まれていたようです。人間は木の実や果実がアルコール発酵していることを発見していました。そして後にお米でお酒を造る醸造技術を生みだして行くのです。自然の仕組みを学び、経験からもの造りを始める力を持つという、進化する先人たちの歴史に感心する思いです。

五橋文庫

酒井酒造美術館・五橋文庫は年明けに、日本酒の文化に触れながら、酒器も含めて備前焼の展示を企画します。来年2021年は創業150年を迎える酒井酒造㈱の歴史にも触れたいと思います。

青備前お預け徳利

備前焼の酒器、海揚りの鶴首徳利など約20点、2階の展示室は備前焼の世界となります。

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