書家のあゆみに学ぶ

昨日仕事を終えて、周東町のパストラルホールで開かれている「山本一遊書作展」を拝見しに行きました。30周年を迎えられた会のあゆみに、しばし心が躍ったり、癒されたり・・久しぶりにお目にかかり、立派に成長されたご長男一芯様の書にも、先生のご指導の力に感動を覚えました。

書家一遊氏は古典に倣い、さらに習うことを積み重ねて、ご自身の学びを確かなものにし、ご自分の書の道を築いておられました。沢山のお弟子さんたちの書にも、楽しんで筆を持っておられることを感じました。駆け込みのひとときでしたが、素敵な作品を見せていただき、本当にありがとうございました。

ハンドルを握る帰り道、篆刻も同じだと、つくづく感じたことでした。

同じ日に篆刻を学ぶ一人が、指導を受けに五橋文庫を訪ねてきました。彼女は以前より二世中村蘭台の作風に興味を持っています。そのため二世の摹刻をしながら、篆刻の技術を学んでいるところです。彫りあげてきた作品に、その上達ぶりが確実なものになってきていることを見て、私はうれしく思ったところでした。技術は、繰り返しの練習で身に着けることができます。習いの繰り返しです。

しかし、自分の作品作りに必要なデザイン性や風合いなどを生み出すには、豊かな感性を必要とします。先人の残した本物を見ること、触れることも感性を豊かに育みます。美術館巡りの好きな彼女とはよく美術館の話をします。知らないことが沢山ありすぎて、とかく敬遠しがちな美術館ですが、その中に嫌なものがなければ回を重ねることで、自然に理解ができるようになります。また時間を作って作品拝見のドライブを計画しましょうか・・とひとり言の一日でした。 館長

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