ダイヤモンドプリンセス号と篆刻

ダイヤモンドプリンセス号は何とも大きな豪華客船でした。

岸壁に横づけになったときは、ただただ見上げるばかり、全長290m、高さ62mに、6か国の乗客2773人を乗せて岩国港に着いたのです。

バスに分乗して錦帯橋や広島、宮島に観光に行く人、船に残ってゆっくりする人、皆様出港までを自由に過ごされていました。

当初暗くなるので6時半ころには終了する予定が、観光から帰ってきた人たちが篆刻体験をされ、電気スタンドを灯して、結局花火の揚がる9時前までにぎわいました。

彫った人は36人、7割が船からのお客様でした。自分の名前を1文字の篆書体の漢字に置き換えて、小さな思い出の印を岩国で作りました。

船長のアルマ氏には「船長」と「有馬」、ホテルジェネラルマネージャーのドフィニー氏には「堂船」、デイエゴ氏には「汀悟」の印を彫ってプレゼントしました。フィリピン大使のお二人は「瓏」と「山」をご自分で彫っていかれました。またいつか岩国に寄港すると言っていただき、うれしい時間でした。一日強い風が吹き寒い港になりましたが、まさかのにぎわいをいただきました。

出港前に、夜空に花火があがるのを沢山の乗客の皆様と共に見上げました。本当にきれいでした。そのあとで、岩国市からの感謝のメッセージを観光振興課長から託された岩国篆刻会の一員、ザック(アメリカ人)がマイクを通して英語で伝えました。何という事でしょうか、船から大きな拍手とありがとうの声が聞こえてきて、その上、何度も何度も船が汽笛を鳴らして・・

私たちは感動的な場面にしばし酔いしれてしまいました。少しずつ岸を離れる船を、ライトを振りながらいつまでも見送りました。

朝から一日この時間を共にするために岸壁に来た、岩国篆刻会の同志たちに感謝のあふれる思いでした。観光親善の篆刻体験は無事終わりました。またいつかお目にかかれることを願って家路につきました。

「ダイヤモンドプリンセス号、ようこそ岩国に!」ありがとうございました。    館長

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