
お知らせ
酒井酒造美術館五橋文庫は、2025年9月1日より所蔵庫となります事をお知らせいたします。
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
一般財団法人五橋文庫は2016年9月に岩国市横山に、「五橋文庫」という看板を上げ、翌春2017年3月に美術館として開館しました。
開館後は年4回の展示替えを行いながら所蔵品の調査と資料作りに取り組んで参りました。その結果、所蔵品は文房四宝、書画、陶磁器、篆刻など約800点にのぼります。日本はもちろんですが、中国・朝鮮なども含まれており、時代は縄文土器に始まり、桃山の酒器から江戸・明治そして昭和などの現代作家の作品までとなっております。その中でも重要なものの選別をし、いろいろな角度からの展示で皆様にご観覧いただいてきたのでした。
美術品につきましては、岩国にゆかりの深いものもあります。なかでも篆刻に関係する内容につきましては、他にはない貴重な所蔵品がある事もわかりました。
日本篆刻の祖であり、錦帯橋ゆかりの人物・独立禅師の資料についてまとめる事も出来ました。この事は約20年前に始めた岩国でのワークショップ篆刻体験の基盤にもなっていると少なからず思っております。
2025年1月より毎週1日の開館をして参りましたが、いよいよ9月1日から10年目に入ることを機に、所蔵庫として収蔵品を保管し今後も長く守って参ります。
わざわざお出かけいただきました皆様、拙い解説でご観覧いただきました事、心より感謝し、お礼申し上げます。ありがとうございました。
ホームページにつきましても11月末には非公開となりますので、ご了承お願いいたします。
また、今後の連絡先は、酒井酒造㈱にお願いいたします。
なお、五橋文庫で行ってきました篆刻体験につきましては、会場を移しまして岩国篆刻会が引続き行っております。岩国市のホームページにてご確認くださいませ。
2025年9月1日
酒井酒造美術館五橋文庫

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