酒井酒造美術館・五橋文庫5周年記念展示 「酒器」
酒井酒造美術館・五橋文庫は2021年3月19日より5年目に入ります。五橋文庫にとってもラッキーナンバー「5」の年です。5年目の企画展示は『酒器』を主題とします。
酒井酒造㈱5代目当主は、酒造りに邁進しながら「美味い酒を造るなら、酒器にもこだわりを」と、長年酒器のコレクションをしてきました。その5代目が五橋文庫が開館する際に、陶芸家・小林東五氏が文化的芸術的価値のある陶磁器・書画・篆刻印・硯などの文房四宝の寄贈をされましたが、小林東五氏との出逢いも、実は酒器の収集から始まったのでした。
五橋文庫5周年記念の今年は、酒井酒造㈱が創業150年を迎える年でもあることから、「酒器」で企画をします。
春の展示は、「酒器Ⅰ」日本のやきものである瀬戸焼・美濃焼と中国陶磁器を
3月19日(金)~5月30日(日)
酒器Ⅰ
夏の展示は、「酒器Ⅱ」李朝白磁と伊万里・有田の磁器ものを
6月5日(土)~8月17日(火)
酒器Ⅱ
秋の展示は、「酒器Ⅲ」李朝粉引・刷毛目と唐津・高取・萩などを
8月27日(金)~12月21日(火)
酒器Ⅲ
古い陶磁器とあわせて、現代作家の作品展示も一緒にご紹介したいと準備しています。
今回の記念企画展中は、一般成人の入館料700円を、特別割引で500円と致します。
なお、ただ今開催中の「海揚りの備前焼」は、3月9日(火)までです。須恵器をルーツにする備前焼の土味豊かな作品をお楽しみいただけたらと思います。