改めて開館の酒井酒造美術館・五橋文庫

2022年1月6日に始まった「むかしの文房具と粋~文房四宝と印籠~」の企画展示でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のまん延防止等重点措置の発令が行われ、横山にある美術館・博物館の4館は協力し合って1月9日から2月20日まで臨時休館を致しました。

43日間の長いお休みでしたが、各館のスタッフは粛々と館内で開館への準備をしておりました。

お待たせいたしました、いよいよ再開です。

酒井酒造美術館・五橋文庫

この横山地区は、江戸時代には岩国藩の吉川氏のお殿様、その家臣たちが暮らしていたところですので、今もその歴史を感じさせる武家屋敷のたたずまいが色濃く残っております。武家屋敷のまわりには四季折々の花が咲き、緑濃い城山には岩国城も再現され城下を見守っているかのようです。

岩国城と酒井酒造美術館・五橋文庫

吉川墓地近くの紅梅

この時期には、あちこちに梅の花が咲き、清々しい香りを漂わせていますので、市民にとっても心安らぐ憩の公園となって、散策を楽しめる場所です。

お天気の良い日の散策の途中、美術館巡りをお楽しみくださいませ

今回の展示では、硯・蒔絵の硯箱・筆・墨・紙の文房四宝に加えて、錦帯橋ゆかりの独立性易禅師と、水戸光圀に仕えた東皐心越禅師の2人の日本篆刻の祖の作品展示をしました。そして、篆刻に親しめるよう明・清代の篆刻家の印に加えて、篆刻印にはいろいろな石があることをご覧いただける展示となっております。

むかしの文房具と粋~文房四宝と印籠~

展示期間につきましては、6月30日まで延長しておりますので、体調とコロナの感染状況に合わせてお出かけくださいませ。

なお、マスク着用・アルコール消毒・体温測定・ソーシャルディスタンスなどにはご協力をお願い致します。

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