「目の眼」と「独立性易禅師の篆刻と岩国」
ご存知でしょうか?
骨董古美術の月刊誌「目の眼」という本の事を。
この本は古美術に関係する内容をわかりやすく解説してくれる五橋文庫の愛読書です。
7月号は「書の宝庫 日本 名筆をみる、よむ」というテーマを特集しています。
日本篆刻の祖・錦帯橋ゆかりの独立性易禅師も書に関しては堪能な人で、中国にもその名を残していると聞いています。日本に来てから「書論」を書き残し、幕末の文人画家として知られる富岡鉄斎は、この書論を手に入れ学んでいたようです。
目の眼7月号を開いてみると、篆書・隷書・行書・草書・楷書・かなの作品が沢山出てきます。書かれた作品の筆の流れるような線や力強い墨蹟などについての詳しく解説がされています。江戸初期に日本に黄檗宗を開祖した隠元禅師一行が墨蹟を書いて見せた事から、日本にも唐様の書のブームが始まったと言われています。そうです、独立性易禅師もこの一行のひとりだったのですよ。岩国藩3代吉川広嘉に医者として招かれ4回も岩国に来ている独立禅師は、沢山の詩を詠み、その書を残しています。五橋文庫にも自慢の作が所蔵され、ただいま展示しています。
この「目の眼7月号」に、五橋文庫が発行しました「独立性易禅師の篆刻と岩国」の紹介がされるというビッグニュースのご紹介をいたします。
7月号135ページ「ブック プレビュー」は骨董好きの皆様に有用な本の紹介をするコーナーとお聞きしました。編集長の粋なお計らいでご紹介いただきました。
実はこのことを知ったのは昨夜の事。いつものように届いた新しい「目の眼」を読んでいたら、見覚えのある本の写真を見つけた当館理事長は、ビックリ仰天。
全国版の本にご紹介いただいていたのですから無理もありません。
ご興味のある方は、五橋文庫で「独立性易禅師の篆刻と岩国」と「目の眼7月号」を販売しておりますのでお問い合わせくださいませ。
℡0827-28-5959
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