五橋文庫のキャッシュレス化
美術館もキャッシュレスの時代がやってきました。
カード払いはスーパーのお買い物でも・・
いよいよお金を持ち歩かなくなるのでしょうか
子供のころに読んだ本ですが、原始時代は大きな石を貨幣として使っていたという絵を見て、ポケットに入らなくて大変なことだと目を見張ったことが思い出されますが、今は小さなカードの中に、大量のお金が入っている絵をかくことになるのでしょうか・・
日本での貨幣の歴史は、物々交換から物品貨幣に始まり、中国の「開元通宝」の影響を受けた飛鳥時代には「富本銭」を作ったことが、いわゆる形ある貨幣の始まりでした。中国大陸の文化を取り入れながら、その歴史には武田信玄の「甲州金」、豊臣秀吉の「天正長大判」・「天正菱大判」を経て、江戸時代の徳川家康によって貨幣制度の統一が行われたのです。徳川家光によって「寛永通宝」が作られ、明治には造幣局での金1.5gが1円という金本位制ができて、管理通貨制が整えられ今に至ると言います。(造幣局の資料より)
現金が入った給料袋を直接手渡しされていた時、その重みに1か月よく働いたと実感を思った頃が遠い昔になった現在、銀行振り込みされたお金はこの手に触れることもなく、カードを通して物に変わってゆくことになるのかと思うこの頃です。貨幣制度の変化が確実に起っていることを感じ、数字に弱い私は通帳の残金の確認をし忘れてしまうので、いつまでも現金を手放せないのが現実ですが、電子マネーを使うことで、少しでも時代の流れについていこうとしているところです。特に交通カードは、切符売り場で案内板の行き先を探す手間が省けて、これは便利と感じ手放せなくなりました。
五橋文庫では、先月よりいろいろなカードでのお支払いが可能になりました。
クレジットカード(VISA・mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club・JCB PREMO) や電子マネーの交通カード(ICOCA・SUGOCA・PASMO・NIMOCA・MANACA・SUICA・はやかけん・TOLCA・KITACAなど)やNANACO・WAON・REdy・iD・QUICpayやペイペイと沢山のカードでお支払い可能です。5%還元とともにご活用ください。
入館料以外に篆刻体験、ギャラリーグッズのお支払いも可能です。
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