やまぐち百景をみて、五橋文庫の篆刻体験へ
独立禅師の本
下関から来られたお2人は2日の放送された「はいだしょうこと巡るやまぐち百景の旅」をみて予約された方でした。
定年後水彩画を描き始めたそうで、ぜひ印を押したいと思って自分の名前の印をつくりに来られたのです。「幸一」という篆書体の文字を白文で彫りました。印泥をつけて押すことも朱肉ではない色合いに、ご自分の絵にどう合わせるかと思いを巡らせているかのようでした。
番組のディレクターのお話では、錦帯橋周辺で体験のできるものを探していたら、錦帯橋にゆかりの深い独立禅師が「日本篆刻の祖」であり、その篆刻体験ができる美術館があることに気付いたのが、撮影のきっかけになったようでした。
錦帯橋が名橋であることは観た人は皆さん納得されますが、そこにある歴史と文化はまだまだ知られていません。篆刻体験を通して岩国の歴史と文化を楽しんでいただけたらと願っています。
週末は篆刻体験でにぎわいそうです