バカラとベネチアグラス
展示中のベネチアグラス杯は開館にあたって、小林東五氏から寄贈されたものです。
深い瑠璃色は、ペルシャから来たのかと思われる、石言葉どおり 尊厳や崇高な気高さを感じます。
赤いバカラの徳利には葡萄紋が金蒔絵で描かれています。おそらく、パリ万博に参加した日本の蒔絵師の手によるものではないかと言われます。
瑠璃と赤のガラスの透明感がに引き込まれるようなオーラがあり、しばし見入ってしまうのです。
側にある盃は李朝井戸杯です。このアジアの盃も魅力的です。
6月25日まで、金曜から月曜までの開館中、ぜひこのオーラを体感してみてくださいませ。 館長