シデザクラが満開の五橋文庫
久しぶりの雨にしっとりとした空気に、静かな錦帯橋界隈です
桜の並木の下にはピンクのじゅうたんを敷き詰めていて、今度は、少し色の濃い八重桜が咲き、錦帯橋を彩っています
さて、五橋文庫のしだれ桜は、まだその可憐な花を咲かせていますが、そのとなりではシデザクラが満開になりました
細長の白い花びらが昔の武将の采配(さいはい)に似ていることから「采振り木」(さいふりぼく)と呼ばれたり、神社の玉ぐしやしめ縄の白紙で作った幣(しで)に似ていることからシデザクラと呼ばれていると聞きます。
白い花の中にやさしい緑の葉が雨にぬれて、空気がおいしく、今日も一日癒されて過ごせそうです
「酒器をたのしむ 関雪の桃源郷」は、桜色から白や緑に囲まれた世界に変わりました
周囲の色の変化で、展示する作品が少し変わって見える気がするのは私だけでしょうか
昨日一日見なかっただけですが、今日は何だか違って見えて、新鮮な気分です 館長