新春は5日から 千利休の書を添えての「茶器と漆器いろいろ展」 

今年3月に開館した五橋文庫は、小林雲道人と東五親子の作品と所蔵品が寄贈されたことから始まりました。

「蚯蚓の呟展」、「文人の酒器」、「文房四宝と篆刻」と3回の展示をして、今年は終わります。

来年は1月5日から「茶器と漆器いろいろ展~華やぎ~」と題して開館します。

日本の茶道の世界を確立した千利休の信書(手紙)のお軸には豊臣秀吉や蒲生氏郷、そして宗及、宗無との関わりが

見えてきます。箱書きは娘婿の万代屋宗安かと思われます。

李朝の茶器や黒楽茶碗、そして、青木木米が聾米となって作った煎茶茶碗なども展示しました。

雲道人翁と小林東五親子旧蔵品に加えて、日本の伝統的な美術品である蒔絵の硯箱など、華やかな文房四宝の世界を

お楽しみいただけたらと思います。

今年一年本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

五橋文庫館長

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