狩野永琳と岩国

狩野永琳が岩国にゆかりが出来たのは、岩国藩の御用窯を復興しようと築窯した初代田村雲渓の器に絵付けをしていたことから深いかかわりが出来ました。そのことは以前にこのブログ「五橋草子」でもお知らせしました。

その永琳の色紙絵に珍しい金泥一色の絵があります、本日から展示しました。

午睡

少し見えづらいかと思いますが、この絵は、金泥の濃淡で描かれています。

牛にもたれかかった若者が、お昼寝しているように見えます

傍にはカマがありますので、農作業の合間に一休みしていて「うとうと・・」

牛🐄もいっしょに気持ちよさそうに寝ています

のどかな光景に、懐かしさとともに心がほっとして見入る絵です

狩野永琳は京狩野派に学んだ絵師ですが、永琳特有の世界がある気がします

カタツムリ

梅雨に入った岩国は昨日までは強い雨音がしていましたが、今朝は青空で30℃を超える暑さになると言います。マスクの中はすでにサウナのよう・・

今はまだ濁流の錦川ですが、澄んだ錦川では沢山の鮎が泳いでいます。

錦帯橋を渡りながら見る鮎掛けの姿に夏の風を感じて、城山を見上げます。

鮎釣りする人

錦帯橋から見る城山

本格的な夏がやってきます。

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