岩国高校放送部の撮影「篆刻」
岩国高校放送部
篆刻体験
山口県総合文化祭に応募するビデオの作品つくりに来たのは、岩国高校放送部のメンバーです。テーマは「篆刻」です。
まずは、2階の展示を観ながら、印の文化と篆刻の歴史、錦帯橋と独立禅師の関わり、そして、岩国の篆刻体験の説明です。その後、いよいよ実習の篆刻体験です。
篆刻体験で名前の印として「野」と「晃」を、篆書体の字入れから行い、彫りました。篆刻の彫り方を実習することで、自分の言葉で映像の説明ができることになります。
独立禅師と印影
封泥
白文で彫った印を封泥にしてみました。紙をすく技術ができたのは中国の漢代です。それ以前には、木簡・竹簡に文字を書いていました。そして、巻物のようにした木簡は紐で綴じられており、その綴じ目には粘土に印を押した封泥の封緘がされていたました。その封泥も作ってみました。見えにくいので、朱肉を浸けて押印、バッチリでした。
もう一つ、「岩国高校放送部」の印を6㎝角の石に彫ります。
岩国高校放送部の印の印稿
真ん中に校章を入れた、瓦陶印のようなユニークなデザインです。彫りあがるのが楽しみになってきました。
ビデオも印も完成したら、ご報告します