楊貴妃 海棠睡未だ足らずの春
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唐代、玄宗皇帝が愛してやまなかった楊貴妃を海棠(かいどう)の花にたとえたと言われていますが、その海棠の花のつぼみが今日は開くかと待ちわびていますが、今日の花冷えで心なしか震えているかのようにも見えます。
錦帯橋周辺では沢山の人が桜の下を、肩をすぼめて散策しています。皆さん待ちわびておられるのでしょうね。
五橋文庫では、岩国出身の画家・桑重儀一の作品展を行っています。絵の好きな方や岩国の偉人に注目される方など市内からも沢山お越しいただいております。
先ほどは、テレビでもおなじみの所功先生がお越しくださいました。午後には川向いの岩国国際観光ホテルで講演会をされます。いつも皇室関係のお話を分かりやすくお話し下さる所先生ですが、五橋文庫でも、その穏やかな話ぶりに引き込まれるものがありました。画家桑重儀一が書き残したものの中に、「香淳皇后御養蚕」の絵があることを展示しておりますが、そのことにもとても興味をお持ちいただきました。もうすぐ平成が終わり次の天皇陛下の時代になりますが、国民の心に寄り添われる皇室の存在がとこしえに続くことを願います。
所先生の講演会、どんなお話をされますでしょうか、聞かれた方はお知らせください。 館長