岩国藩の多田焼
元禄13年(1700)に岩国の多田村に窯を築いた多田焼は、写真のように貫入のはっきりした肌をしています。岩国の陶土に釉薬をかけて焼き上げて、「白貫入」と「青貫入」の2種類がありました。
ほかにも青磁や染付などで茶碗をはじめ、茶道具をいろいろ造っていました。
京都の陶工の指導を受けて始まった岩国の藩営のやきものは、足軽たちと茶人により焼かれ、水戸藩から所望されるほどであったと、史実にあります。
元禄13年(1700)に岩国の多田村に窯を築いた多田焼は、写真のように貫入のはっきりした肌をしています。岩国の陶土に釉薬をかけて焼き上げて、「白貫入」と「青貫入」の2種類がありました。
ほかにも青磁や染付などで茶碗をはじめ、茶道具をいろいろ造っていました。
京都の陶工の指導を受けて始まった岩国の藩営のやきものは、足軽たちと茶人により焼かれ、水戸藩から所望されるほどであったと、史実にあります。