福岡から篆刻体験 in 五橋文庫

昨日、福岡から五橋文庫の篆刻体験に、お二人の素敵な女性が来られました。

書をされており、自分で雅印を作りたいからと連絡がありました。初めて篆刻にチャレンジされるとのこと、1.2㎝角に朱文の印はとても無理かと心配しましたがなんと!見事に彫りあげられました。若いって素晴らしい!白文の印も出来上がり、書の作品に押されることと思います。

朝早くに新幹線に乗り、雨の中を五橋文庫の篆刻体験を目的に来られたお二人は、まずは受付で墨を摺って芳名帳にお名前を書かれました。筆に親しんでおられるからでしょうか、すでに楽しい時間が始まっていたかのように感じました。「独立禅師の書と篆刻展」の展示に囲まれて、印の彫り方のご説明のあと、早速彫っていきます。彫られる間に、独立禅師の話、書や篆刻の話をさせていただきましたが、館内の展示に眼をやりながらも、印刀は動きが止まりません。ためし押しをした時の達成感は、その笑顔に表れていました。本当に素敵な笑顔と印影でした。体験に満足した後、館内の展示を観ながら雑談をしていますと、

「まるで美の壺の世界にいるみたい」との一言

思いがけないこんなうれしいお言葉をいただけて、私のほうが感動していました。ありがとうございました。

書の作品ができましたら、ぜひ見せてくださいませ。心待ちにしております。 館長

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