五橋文庫のギャラリーグッズ

厩門内の梅花

梅の花が咲き始めた横山は、穏やかで心地よい武家屋敷の歴史を感じる季節です。

李朝米櫃

昨年末に五橋文庫に届いた米櫃は、済州島から日本に渡ってきた李朝家具の一つです。

一階の展示室で、松林桂月のお軸を前にゆっくりくつろぐ空間となりました。

復興多田焼

そのそばに置かれた茶箪笥には、復興多田焼の器が並びます。

多田焼は、岩国藩が江戸時代に徳川将軍への献上品を作るためできた御用窯です。

京焼の焼き物師に習い足軽たちが多田で作り始めた歴史を持つやきものです。

江戸末に途絶えていましたが、昭和の時代に復興を目指して始めた初代田村雲渓氏の後を継ぎ、

2代雲渓氏が一昨年、多田焼を復興させたと32代吉川家当主・吉川重幹氏に認められました。

崔在晧(チェ・ジェホ)の李朝白磁

受付には、韓国から日本に来て李朝白磁を造る崔在晧(チェ・ジェホ)の器が目を引きます。

そして、五橋の酒瓶を使ったガラスの作品や篆刻印材などが目を楽しませています。

慌ただしく忙しい毎日を過ごしている現代にこそ、少しゆったり流れていく時間が心のビタミンです。

疲れた時には、一度お訪ねくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です