桜の舞う錦帯橋・五橋文庫
五橋文庫のしだれ桜連日の青い空のもと春風に誘われて桜の下は沢山の人でにぎわう錦帯橋です。五橋文庫のしだれ桜も見事な咲きっぷり!記念写真をカメラに収める方でにぎわっています。インスタ映えしますね。
昨夜遅くに降った雨も上がり、山の緑も鮮やかです。早咲きの桜は花びらが舞い落ちて、桜の絨毯が敷かれています。「花びらが舞う」という表現は桜にとてもよく似合います。薄いピンクの色・桜色がやさしく舞う姿には、思わず足を止めて見とれ、そのなかに包まれたくなるのです。今朝も深呼吸をいっぱいして、五橋文庫の開館です。
桑重儀一展いま、岩国出身の画家、桑重儀一の作品とその生涯をご紹介しております。明治に生まれ、大正元年にフランスパリに渡り西洋画を学んだ桑重儀一は藤田嗣治や山本鼎、小柴錦侍、柚木久太、島崎藤村らとパリで交友しており、日本に帰国するときに贈られた寄せ書きにはおなじみの藤田嗣治のおかっぱ頭の似顔絵が描かれ、昨年も東京新聞に大きなニュースとして取り上げられています。旧制岩国中学校を卒業後、東京美術学校に行った後アメリカ、フランスへ留学、そして帰国後は東京で活躍してきたため、地元岩国での活動がほとんどありませんでした。岩国には戦時中に疎開して帰りましたが、わずか3年足らずで亡くなりとても残念な思いがいたします。生家に残る数々の資料を展示した今回の桑重儀一展、「岩国にこんな人がいたのか!」と感想を残され、皆様にご観覧いただいています。館長
自画像絵皿