「なんじゃもんじゃの木」 芽吹く
左 なんじゃもんじゃの木
この「なんじゃもんじゃの木」は一昨年、対馬の小林東五先生をお訪ねした時に、対馬の空港で理事長が苗を見つけて、買い求めたものです。今20㎝くらいの高さで、今年も新芽が芽吹き始めました。隣にはメダカが泳ぐ石臼があります。メダカも寒い冬をじっと耐えて、水ぬるむ季節になり、元気に泳ぎ始めています。自然の強い生命力を感じます。
さて、「なんじゃもんじゃ」ってなに?ですよね(笑)正式には「ヒトツバタゴ」といわれ、日本では対馬・岐阜・愛知などに自生し、絶滅危惧Ⅱ類に指定されるモクセイ科の落葉樹です。名前の由来はいろいろあるようですが、見慣れないものだから愛称としてついたとか、明治神宮外苑にもあり神事に使われ、名前を呼ぶのを憚りこうなったとか諸説あり、楽しくなります。白い花を咲かせる木らしく、かわいい名前ですので見守りたいと思います。いずれ20mにもなるとあり、いつ私の背丈を追い抜くかと思うと、楽しみが一つ増えました。