2人の現代作家の李朝は魅力がいっぱい!

黒高麗壺

五橋文庫の今回の展示には、2人の現代作家の造ったものだけで李朝を紹介しています。

室町時代半ばから江戸時代の終わりまでの500年余り続いた李氏朝鮮王朝のやきものの歴史を、現代作家のものだけで表現できるかどうか少し不安な心がなかったわけではなかったのです。

粉引徳利と皮鯨盃

1階には小林東五の對州窯の粉青沙器の数々を、2階には崔在皓の白磁の世界を企画しました。

割れのある月壺

やきもの好きの来館者が来られることを期待しながらも、本物がないと言われるのではないかと思いながら毎日開館していますが、

「見ごたえがあった」

「いいものを見せてもらった」

「李朝を知らなかったが、わかり易かった」

「白が一色ではない世界を観た」

「割れのある壺が気に入った、力を感じる」

と感想を言われることで、胸をなでおろす毎日。

白磁徳利

先ほど来られた神戸からのご夫婦も、「いいものを観せてもらった、ありがとう」と言ってくださいました。

2人の作家の力を信じて間違いなかった!とつぶやくのです。

小林東五先生、崔在皓先生、ありがとうございました

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です