2018年5月

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菖蒲茶会にあわせて一日限定の特別展示

明日から6月、どんよりした空ですが、お堀の花菖蒲はますますきれいな花を咲かせています。 6月10日(日)10時~15時、吉川史料館内で恒例の「菖蒲茶会」が行われます。主催は武者小路千家流岩国支部です。 五橋文庫ではこの茶 […]

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武家屋敷に咲く花は

早くも梅雨入りとなりました。五橋文庫のすぐそばにあるお堀の菖蒲が、見事に咲き始めました。雨の似合う花です 武家屋敷の白壁を背景にしてスッと立ち咲く藍の花は、お屋敷から出てきた着物姿の娘のようです。 展示中の初期伊万里の徳 […]

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凛とした淑女のような酒器

辰砂の徳利と宋白磁の馬上杯(6月25日まで展示) この清代の辰砂梅瓶は、牛血紅とよばれるにふさわしい色をしています。まるで美しい女性を思わせています。 宋代の白磁の馬上杯は薄づくりで、凛とした姿です。 この組み合わせには […]

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雲谷派の「錦帯橋図」

室町時代の雪舟は山口の大内氏のもとで、日本の山水画を確立しました。 江戸時代初期に毛利輝元に召抱えられ御用絵師となった雲谷等顔は、雪舟の「山水長巻」の模写をし、雪舟ゆかりの雲谷庵と「山水長巻」を預かり、途絶えていた雪舟画 […]

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鉄斎の「三聖之図」

富岡鉄斎が47歳の時の作品「三聖之図」は、儒教・道教・仏教の3人が、甕に入った桃花酸という酢を舐めて、皆同じことを言った。 「酸っぱい」。 酸っぱいと感じることは皆同じであるが、これをどのように解釈し、どのように考えるか […]

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岩国のやきもの

江戸の元禄時代に岩国では、窯を築き、新たにやきものを始めた記録があります。 お城から近くて、良質の粘土と、燃料にする木が豊富にある多田という場所に窯を築きました。そのお師匠さまは京都から招いた京焼の丹波屋安兵衛です。吉川 […]

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看板の関雪って!?

看板に貼ってあるポスターを見て入ってこられたお客様が 怪訝なお顔で第一声 「関雪って、あの?」 「はい、あの関雪です」 まだお顔は半信半疑のまま・・ 橋本関雪を知る人は、まさか岩国で観れるなんて!?と、明らかに疑いの眼で […]

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東五先生を訪ねて

昨日田布施から来られたU様が、今から16年前に徳山の近鉄松下で行われた展示会で、小林東五先生に会われたことを話してくださいました。U様は昨年秋に五橋文庫に来られ、ひととき器談義をした方です。 「今回は是非見せたいと思って […]

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バカラとベネチアグラス

展示中のベネチアグラス杯は開館にあたって、小林東五氏から寄贈されたものです。 深い瑠璃色は、ペルシャから来たのかと思われる、石言葉どおり 尊厳や崇高な気高さを感じます。 赤いバカラの徳利には葡萄紋が金蒔絵で描かれています […]

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書家のあゆみに学ぶ

昨日仕事を終えて、周東町のパストラルホールで開かれている「山本一遊書作展」を拝見しに行きました。30周年を迎えられた会のあゆみに、しばし心が躍ったり、癒されたり・・久しぶりにお目にかかり、立派に成長されたご長男一芯様の書 […]

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