2018年7月27日 第3回岩国子供てんこく教室

今年の夏もまた始まりました。

岩国子供てんこく教室は、文化庁の応援をいただいて行う、小中学生を中心にしたてんこく体験講座で、今回は3回目になります。

篆刻の歴史・基礎的な技術を、体験を通して学びます。

秦の始皇帝が初めて文字の統一を行い、できた漢字の形を篆書体と言います。その篆書体を使って印を彫るので、篆刻(てんこく)と言います。

子供たちは字書で彫りたい文字を探して、石の大きさに合わせて最初に印のデザインを作ります。出来たデザインを鏡文字にして、石に書き写します。それができたら、いよいよ彫ります。

写真の子は、今年小学1年生になったばかりです。いかがですか、印を彫る姿は大人顔まけのカッコよさ!ですね。

今後岩国には、こんなちびっこ篆刻家がたくさん生まれると、期待は大きく膨らみます。

「一石二鳥」3cm角の青田石に彫ったのは、小学4年の女の子です。少しアドバイスするとこんな作品を作ってしまいます。

今回も岩国篆刻会のメンバーは皆、子供たちに大きな刺激と感動をもらってしまいました。(マイリました)

この夏休みも暑さを吹き飛ばして「篆刻三昧の岩国篆刻会」です。館長

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